バストアップはお手軽が当たり前?メスを使わない豊胸治療について学ぼう!


注射によるバストアップ治療が普及した理由

従来の豊胸手術は胸部を切開し、乳房の部分に医療用のシリコンを封入したバッグを詰める方法が主流でした。乳房を大きく見せることができる反面、大掛かりな外科手術は体への負担も大きく、場合によっては切開の傷跡が残ってしまうこともありました。体内に異物を入れる行為でもあるため、体調不良に陥る危険があったのも事実です。このような理由から、豊胸治療は次第にメスを使わない注射による方法が主流になったのです。乳房を膨らませる薬剤や患者本人の脂肪を注入することにより、従来の切開手術よりもはるかに短時間で済むようになりました。また、体への負担も少ないので日帰りで治療を受けることも不可能ではありません。

手軽な処置が可能な一方で注意点もある

メスを使わない注射式の豊胸治療は体への負担が少ないことから、手軽なバストアップの方法として認知されています。薬剤などを注入する量を調節することでサイズを自由に決めることができるのもメリットの一つですが、その一方で注射式ならではのデメリットもある事実は無視できません。ほとんどの場合、豊胸治療用の薬剤は安全のために体内で分解する成分で形成されています。注入直後は乳房を理想のサイズにすることができますが、日数の経過と共に薬剤が分解されて次第に縮んでしまうのです。そのため、形状を保つには定期的に注射を繰り返す必要があります。自分の脂肪を注入する方法なら効果は永続的ですが、脂肪を取り除いた部分が変形するので慎重に判断しなければいけません。

豊胸とは、バストを豊満にすることです。美容外科でおこなわれる手術の主な方法は、人口乳腺法、脂肪注入法、ヒアルロン酸注入法があります。